旧大島邸は、唐津の近代化に尽力した大島小太郎(おおしまこたろう)の旧宅です。大島小太郎(1859~1947年)は、唐津藩士大島興義(おおしまおきよし)の長男として唐津城内に生まれました。
唐津藩の英語学校耐恒寮(たいこうりょう)において、東京駅を設計した辰野金吾(たつのきんご)や同じく著名な建築家である曽禰達蔵(そねたつぞう)らとともに、後の蔵相、首相を務めた高橋是清(たかはしこれきよ)の薫陶を受け、明治18年には佐賀銀行の前身となる唐津銀行を創立。その後も鉄道や道路の敷設、市街地の電化、唐津港の整備など、唐津の近代化に大きく貢献しました。
本邸はかつて、ここから300mほど西側の地点に建っていましたが、小学校校舎の建設に伴い解体され、現在の地に復元されました。
母屋の完成は明治26年(1893)と考えられており、明治時代中期の大規模かつ極めて上質な住宅で、当時の和風住宅の庭をともなう建物構成や意匠の優秀さ、特徴をよく示している建物といえます。 |
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区分 |
使用料
(1時間につき) |
母
屋
棟 |
15畳和室 |
710円 |
10畳和室 |
500円 |
8畳和室 |
400円 |
6畳和室 |
300円 |
厨房 |
150円 |
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区分 |
使用料
(1時間につき) |
茶
屋
棟 |
4畳半茶室 |
910円 |
6畳茶室 |
610円 |
3畳茶室 |
300円 |
茶屋厨房 |
150円 |
茶庭 |
150円 |
芝生広場 |
150円 |
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